問題のオペ

　金曜日。
金曜は妻の仕事がある日。弁当をいそいそと作り、とっとと出かけていってしまう。僕も出勤し検査。注腸1本胃透視2本。転勤後初めての胃透視だった。その後IVHと硬麻確保。桐ちゃんに硬麻教えてしまった（汗）。昼飯食べていざ出陣。今日は問題の左腎臓尿管全摘だ。

　オペは通常通り開始、開腹すると、なんと腫瘍はがちがちに後腹膜や腸間膜にくっついており、おまけにIMAもかまれていてとても取れるような状態ではない。外腸骨Aもダメみたいだ。結局腫瘍直上のL.N.を1個摘出、その後型どおり胆摘をして閉腹。全く、何だったんだよ！最初からUroに任せれば良かったんだ！イヤになっちゃうぜ。術後家族にムンテラし、またオペ室に戻り膿胸の開窓術を見るが、もうすでにほとんど終わっていた。仕事が終わったのはなんと5時頃。こんなに早い時間に終わるとはー！

　6:30頃から高嶋と飲みに行く。あの店はなかなか美味いし混んでないしうるさくないし店員の対応もいい。（でも店の名前を忘れてしまった）牡蠣やら刺身やらピザやらいろいろ食う。紫蘇の焼酎を飲むがクセになりそうなくらい美味い。高嶋とガバガバ飲む。実験の話、人事の話など変わり映えしない話をする。望月先生の小遣いが5万というのはビックリした。しかし高嶋はいいやつだ。彼が後輩で非常に良かった。彼以外の誰かが僕の下にいたらいろいろ困っただろうなー。

　10時頃帰宅、帰ったら妻は風呂上がり。そのまま僕も入浴するが暑くて酒が回りへろへろになる。しかしこんなオペなら薪にも行けたなぁと思うと悔しくなってしまう。11時過ぎにとっとと寝る。明日は当直だ。いやだなぁ。